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歯周病予防には、年に1度の検査が大切

歯周病予防には、年に1度の検査が大切

歯肉が腫れ、歯が痛くて物が噛めない。これらは歯周病の症状です。多くの患者さまはこの状態になってから診察に来ますので症状が悪化しています。このまま放置しておくと、歯を保存出来なくなり、やがては多くの歯が抜け落ちるなどのかなり深刻な問題を引き起こしかねません。

このような患者さまを診察するたびに、もっと早く診察に来ていただければ、早く治療できたのにと思い、残念でならないのです。

歯周病には必ず初期症状があります。「歯と歯ぐきの境目が赤みがかっている。」「歯ブラシや歯の隙間を清掃する歯間ブラシ、デンタルフロス(糸ようじ)を使うと出血が見られる。」このような症状は、軽い歯肉炎や歯周炎のサインです。初期段階ですのでこのとき治療をしっかり行えば、大切な歯を失わずにすみます。しかし、骨が吸収して、歯肉と歯面の間に深い隙間(歯周ポケット)が出来、歯の動揺が大きくなってくるとやっかいな事になります。

多くの歯周病は、歯の生え際を長期にわたって正しく、十分に清掃しないことから始まります。歯垢(プラーク)と言われる細菌群が、歯の生え際及びポケットの中にまでたくさんたまってくると、表面近くにいる最近が、空気中の酸素をどんどん消費してしまうので、ポケットの深部では無酸素状態になってしまします。するとそこに、無酸素の環境で生育する細菌(嫌気性細菌)である数種類の歯周病の原因菌が発育してくるのです。

これらの細菌は粘膜上皮の細胞結合物質を壊し、歯と歯肉、あるいは歯と骨を結合しているコラーゲン線維を分断したり、いろいろな毒素を出し、周りを破壊していきます。それと同時に、それに抵抗するために戦いを挑んで死んだ白血球の死骸からもタンパク質を破壊するような酵素がまき散らされ、さらに状態を悪化させます。

ですから、歯肉が腫れてきたり、痛みが出てきたりしたら、出来るだけ早くに歯科に行ってポケット内部を清掃し、菌体を取り除き、抗生剤を用いて化膿を止めなくてはいけないのです。

病変はやがて腫れがひどくなり、次に内部から黄色い膿が出てきて、しばらくすると落ち着きます。しかし、この一連の過程で最も大切なのは、歯の根の表面にあるセメント質という層にいるセメント質細菌が、毒と酸素欠乏から死んでしまい、その深さまで骨が吸収し、ポケットが深くなってさらに進んでしまった状態で落ち着くのです。

これを何度か繰り返すうちに、歯を支える骨がなくなり、又改善することが難しくなってしまいます。時にはあまり痛みを伴わない小さな弱い病的発現もあり、見落とされがちですが、その度に骨がなくなっていきます。歯周病による骨の吸収と、歯肉が退縮していくのは年齢と共に徐々に起こるものではなく、この急性発作の度に時間の経過でみると、階段状に失われていくのです。

なにしろ、異常を感じたら、日を待たず、すぐに歯科医にかけつけ、適正な処置を受けることです。数日の遅れで手痛いダメージを受けてしまいます。初期の段階であれば、骨を失わずにすみます。

そのためにも、最低年に1度、歯槽膿漏などの検査を受けてください。少しでもご心配な方は、どうぞ当院にご相談ください。

既に歯周病が始まっている方は、もっと頻繁に定期的な歯科医院での清掃とチェックを受けて下さい。

ポケットがある程度以上深くなると、なかなか深い所までみがけなくなり、そこにいつも原因菌が残ってしまいます。そうなると、歯周病の外科処置を行って、清掃しやすい形に改善する必要がでてきます。しかし、せっかくみがける形に改善しても清掃が不完全であると、又同じようなことを繰り返すこととなります。

歯周病に関しては患者さんの日常の丁寧な、理にかなった手入れが不可欠で、私達はそのお手伝いをさせていただく立場にいるのです。歯科医院に通っているだけではだめなのです。


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